10月は神無月。全国の神様が出雲に集まっているという。
八百万の神々たちは大国様(大国主の命)とご一緒にいったいどんな集いをしているのかしら。
私が出雲の神様が好きな理由は 2つある。
一つは 昔八丈島に住んでいたころ、
伊豆七島の氏神様が大国さまの息子の 恵比寿さま(事代主の命)の奥様達だと知ったこと。
伊豆(イズ)と出雲(イズモ)は本州という日本のからだを挟んでつながっている。
そのことを知った時の不思議な驚きは今でも忘れない。
二つ目は 国譲りという
信じられないような白旗政策を 実行して 今なお 神々の長として権威を誇っていること。
最近偶然に 日本の旗を ゆっくり見る機会があった。
♪ 白地に赤く 日の丸染めて ああ美しい 日本の旗は♪
子供の頃 私達の旗は 白地なんだ!って ずっと思っていた。
そこに梅干しみたいにお日様があると。
大昔、大国さまが 戦いを避けて 自分が治めていた国を 天照様達に譲った。
そのプロセスが 白い旗を掲げて 天照さまが真ん中に収まって
それで 日の丸になったのだと 理解した。
合気道という 戦わない武道を 産み出した日本民族のDNAには 大黒様のスピリットが脈々と流れている。
学術的な歴史観から見たら まったく稚拙な歴史観かもしれないけど。
昨今の日本の政治ドラマを見ていると
まるでアメリカのスパイ映画の見すぎでみんな頭がおかしくなってしまったような気がして、
シンプルな純粋さを保って生きていこうと思わずにはいられない。
策略と諜報 かどわかしや疑惑で疲弊した日本人の心は これからどこへ向かうのかしら。
明日は 戦争ができる国と 戦争ができない国の 選択を迫られるといわれている 選挙の投票日。
丸腰で生きてゆく勇気も 戦って生きてゆく勇気も
どちらを選んでもリスクは大きいし試練は計り知れない。
いつか、子供や孫たちに
自分はどちらの勇気を選んだのか 誇りをもって伝えていければそれでいいと思う。
写真は自宅近くの裏山から続く空
このあたりが古代吉備王国だった頃も きっと同じ青空