戦争と平和とアセンション
- 2017.03.28 Tuesday
- 04:23
トルストイの 戦争と平和、やっと上中下の下巻半分まで読み進みました。
北御門二郎さんの翻訳で とても面白くて愛が深い内容です。
ナポレオンがロシアとの戦線を布告して、モスクワまで攻めたのですがそこで 終わってしまう、
その歴史的な史実の中でたくさんの人間模様が描かれて、哲学と歴史の授業を一緒に学んているような気分です。
そんなトルストイの本の合間に、矢作直樹さんの 天皇 という本を読みました。
矢作さんは 東京大学の医学部教授で現在 救急外来と集中治療を一手に担う責任者だそうです。
そんなお医者様が「人は死なない」という生まれ変わり説「転生輪廻」の本をお書きになってベストセラーに。
お正月に私がスタートを切って歌わせて頂いた 高台寺の礼拝堂の落慶記念事業
「いのちをみつめる」に 講演者の一人として出席されて、2月4日に聴講にゆきました。
お話はとても意味深い内容でした。 そして彼の本を読みたくなってネットで取り寄せました。
読んでいて ご自分の勤務する病院の体験の中での天皇陛下を語っていて、敬愛されているのをひしひしと感じました。
私も理屈抜きで今の天皇陛下を敬愛しているので
日本という国に天皇陛下がいてくれることに感謝の思いがあります。
その本の最終章で、 弱肉強食 力こそ正義の 今の世界情勢をどう生きぬいてゆくのかを独自の視点で語られていました。
日本にとっても大きな困難に直面していることがとてもよく認識できました。
でも最近、時代がどんどん変容していっているような気がします。
特に、アポロ宇宙船が宇宙に浮かぶ青い地球を映し出し。 私たち人類が初めて、外側から地球を見た。
1970年初頭から、大きな時代の意識的転換があったのではないかと、
それまでは 世界地図や地球儀にはそれぞれの地域によって境界線が引かれ、区切られていました。
それが美しくて青いマーブル模様の地球は風土によっての色の違いはあっても、
一つのまるい惑星。 国家の区切りはありません。
その時から私に芽生えたものは、一つの住処、地球家族という思い。青い星に住んでいる地球人という意識。
1970年代以降に生まれた人たちはきっと生まれながらにして
自分たちは地球人だというアイデンティティがあるのではないかしら、
あと50年もしたら1970年代以降の日本人ばかりになります。そしてもちろん世界中の人びとが。
トルストイの読書の合間に、また最近 アインシュタインが娘さんに預けた手紙というのを読みました。
http://blog.goo.ne.jp/tres-cerdidos/e/4193d85b99389c882f962bcc3023e95b
この手紙は彼が書いたものではなくて、
スペインの作家が書いた小説 (最後の答え)という中で書かれている完全なフィクションですが、
説得力があるのでほとんどの人は本当に彼が書いたと思っているようです。
偉大な科学者である彼は 宇宙の本質は愛であると告げていました。
彼の指摘の愛とは きっと最近知られるようになったダークマターのことかもしれません。
とっても示唆に富んだ手紙です。
私の勝手な予感ですが、これから50年後くらいには、
大きな意識転換が地球人類の中でなされて、
弱肉強食の 力こそ正義 の時代から 「愛こそ正義」の時代へと変容してゆくと思います。
私は用賀で生まれた世田谷っ子。 そして
世田谷で生まれた東京人 東京で生まれた日本人 日本国に生まれた地球人。
人類は 愛国心から 愛星心へと成長してゆきます。 サヨナラ戦争、そしてコンニチワ 新しい愛の時代へ。