昨年の今日は 高台寺でコンサート。三十六歌仙の アルバムの発表をしていました。
三十六首の和歌を9曲にまとめて、阿武野逢世さんという時代不詳(年齢不詳では有りません)のプロデューサーに出会って、
自分としては水を得た魚のような、のびのびとした環境の中で、生まれた三十六歌仙のアルバムです。
その1年後に、百人一首のアルバムのことに集中しているなんて、急ぎすぎているかしら?と思うくらいの速さです。
でもきっと、10代の頃から歌い始めて、自分の内側に蓄えてある表現する情熱が、まだ結構あるのだと思っています。
この情熱をちゃんと出し切って、から枯れて行きたいと。
この前 Walterと話していて、
彼のボスの Wiliam さんが 最近又新しい本を出した と言うことでした、
Walterいわく、もうこれがきっと最後の出版になるだろう!と
どうやら、自分の愛するボスが歳をとってゆくのを日に日に感じているようです。
以前のように元気に森?ジャングル?の中で一緒に働いたりするようなことも なくなってしまったと。
「彼はいくつなの?」とわたし
「う〜ん たしか88歳か、89歳かな」
そこで私はつい、笑ってしまいました。
89歳で まだ 自分の新しい創作の本が出せるなんて、嘆くことではなくて 喜ぶことなのではないかしら!
その話を聞いて私はとても元気をいただきました。
私もこれからが、自分の人生のクライマックスだと思っています。まだまだ元気で体が軽い!!
一昨日ホーリーシスターズに連れてってもらった 奥津温泉のお陰かしら。
百人一首のアルバム15曲の歌詞の清書をし終わって、開放感に浸りながら 何気に体重計に乗ったら、
43、5キロ あら! 太った!まずい!お腹につくから腹筋せねば。
学生時代に、チョコレートとおせんべを食べながら 勉強する癖がついて。
このところ、歌詞の清書をしている時に、その癖が再発。
百首の和歌、それも古語の表記文字で書かなければならず、完成に五日間もかかってしまいました。
久しぶりの学生気分! 勉強や調べもの決して嫌いでは有りません。
写真は マウイ島での今年の初めのコンサート終了後のひと時。
後ろの上段に座っていらっしゃるのが Wiliamさんと奥様。素敵な89歳です。